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「空腹=健康?」ファスティングの新たな可能性

柔道整復師の資格を取得し身体のことについて学びつつ、自身でもボディメイクの大会に出場した経験を活かして、現在パーソナルトレーナーとして活動中のYuyaです!

こちらの記事では

体内を綺麗にするやり方

ファスティングの適切な方法

ファスティングの新たな可能性

について解説していきます。

断食”というワードは、世の中で耳にする機会が増えてきているのではないでしょうか。

イメージとしては食べないことが連想されると思いますがその内容を理解している人は少ないです。

断食がどれだけの恩恵をもたらし、生活を楽にしてくれるのか、ボディメイクに貢献するのかがこの記事を読み終えた頃にはわかると思いますのでぜひ最後までご覧ください!

体内をリセット!内側を再構築する方法

ファスティングは体内の老廃物を排除し、新陳代謝を向上させます。

細胞が若返ることで肌が元気になったり、免疫力が向上する上に集中力の向上や身体のだるさが抜けるといった恩恵が得られます。

これにより、ファスティング期間中に体内の不要な物質が排出され、健康な細胞の再生が促進されます。

ダイエット面でも脂肪燃焼をしやすくなり、老廃物がそもそも溜まりづらくなるので、身体が硬く張ってしまって呼吸ができていない人や、身体の動きが硬い人ダイエットを始める前のスタートダッシュとして行うのもいいかと思います!

ファスティングを体重減少のために行う人もいるのですが、元々ファスティングを行う目的が身体の内側をリセットすることなので、体重の変化を目的としてファスティングを行うことは非常にリスクを伴います。

デトックスをして内臓が動きやすい環境を作り、結果的に体重が減少したという形ができるのが目的です。

また、食事への欲求が高い人は一度ファスティングで食事を摂らないという経験をすることで食事への依存と取り払うことができます。

食事への依存は生活する上で非常にストレスになりやすいので、早めにリセットしてあげることで楽に生活やダイエットを進めることができます。

ファスティングの効果を最大限に出す適切な方法

ファスティングをする時はいきなり断食をするわけではなく、ファスティング期間として短期的に準備食回復食の期間を設けます。

そして、断食の期間や食事内容を個々の体調に合わせて調整することで、健康に良い影響を与えることができます。

【ファスティング期間】

準備食:1~2日間

ファスティング(断食):2~3日間

回復食①:2〜3日間

回復食②:2〜3日間

【内容】

準備食:白米、鮭、味噌汁、漬物  一日3食

ファスティング:水3ℓ、酵素ドリンク(1日210ml)、塩約10g

回復食①:粗食(お粥、味噌汁、漬物、ひじき煮、煮物、梅干し、豆腐、芋類)

⚠︎この中からいくつかをピックアップして食べる。

回復食②:基本的には準備食と同じ、フルーツ

ファスティング期間は基本的に”まごわやさしい”の食事を守って召し上がるようにします。

【注意点】

ファスティング期間は脂を避けて、胃腸への刺激を少なくして生活をするようにしましょう。

準備食でしっかり安定した食事ができるかでファスティングの効果は変わってきます。

食事が不安定な状態でファスティングに入ると強烈な頭痛に襲われたり、頭が全く回らないという低血糖状態になってしまうので特に注意が必要です。

3食を必ず食べるように心掛けて、食事に抜けがないようにしましょう。

ファスティング中は食べ物が入ってこないため、水の摂取量徹底酵素ドリンクは1日かけてちまちま飲みで常に摂取する事は特に大事にしましょう。

なお、途中で頭痛めまい動悸が起きた場合は応急処置として500mlのポカリスウェットを半分ほど飲むようにしましょう。

サプリメントについて、ファスティング期間中は一切摂らないので全て終わってから再開しましょう。

カフェインについても内臓の負担になるので活用は控えて、上記でお伝えした通り、水のみの活用にしましょう!

▼ファスティングによる身体への恩恵

【代謝の調整と脂肪燃焼

ファスティングは、体内の代謝機能を改善して、脂肪燃焼を促進します。

食事が摂れない期間に、身体はエネルギー源として脂肪を利用し、これが体重管理や脂肪減少に関係します。

また、各受容器の機能向上により、糖尿病の予防や改善にもなります。

【細胞の修復と再生

ファスティング中は、身体が自己修復のモードに切り替わります。

体内には無数の細胞が存在しますが、食事が荒れたりすることで細胞が壊れてうまく再生ができなくなることがあります。

その細胞の修復と再生が促進され、老化の影響を軽減するとされています。

この機能は特に、断食を継続的に行うことで強化され、免疫系の活性化に関係します。

ただし継続とはいえ、食べないことが続きすぎるのは良くないので最大でも4日までにしましょう。

【 炎症の抑制

体内で起きる慢性的な炎症が健康問題の原因となることが知られていますが、ファスティングは炎症を抑制する働きがあります。

これにより、関節炎や心血管疾患などのリスクが低減する可能性があります。

お酒や高脂質な食事で肝臓に負担がかかりすぎて炎症を起こして、皮膚が乾燥しやすくなったり、皺が増えたりするのは悪い例ですね。

【脳の機能向上

ファスティングは、脳の神経細胞の機能向上が期待できます。

これにより、認知機能の向上や神経がダメージを負うのを保護する効果が期待され、神経変性疾患(何らかの原因により脳や脊髄の神経細胞が徐々に失われ、物忘れが多くなったり(認知症)、手足がうまく動かせなくなったり(運動障害)する病気)の改善ができる可能性があります。

【自然治癒力の向上

ファスティングにより、免疫系が刺激されて、自然治癒力が向上します。

これにより、感染症への耐性が向上すると考えられています。

食事は食べなければもちろん飢餓状態になってしまいますが、その摂取する食事内容が荒れてしまうと逆に臓器系に負担を多く与えすぎてしまい、身体が壊れてしまいます。

そういった場合は一度”食べない”という選択肢を与えることで内臓や身体全体が休まり、機能が復活することが見込めます。

▼まとめ

ファスティングについて、食べないということで辛いんじゃないか?と考えてる人には、違った発想としてプラスになる内容が多かったのではないでしょうか!

人間も仕事が忙しすぎて365日休まず働いていたら壊れてしまいますよね。

身体の内側も同じで毎日食事をすることでどんな整った内容の食事でも疲労は少しずつ蓄積されています。

そんな中、ジャンクフードや中華を定期的に摂取すると身体の疲労は著しく上がってしまいます。

そこにお酒が入ってきたら尚更体は悲鳴を上げるでしょう。

なので少しの休息期間としてファスティングを取り入れることで身体の調子を整えて免疫力の高い体を手に入れて心地の良い生活を目指すようにしていきましょう!